スーパー給食レポート
Vol.20 柏市立 富勢小学校
- 2010.2.14
- 柏市立 富勢小学校で、スーパー給食20を行いました。
富勢小の子供たちは早朝から元気一杯!地産の野菜も元気いっぱい!
20回目のスーパー給食は、野菜どころ千葉の柏市で開催されました。7時前から生徒さんたちがちらほら・・・この学校では、朝の部活が盛んなのだそうです。どのお子さんの顔もとても溌剌とした印象でした。
今回は、野菜の産地ということで、新鮮な柏市の地産野菜をたっぷり使った、地元の恵み満載の給食メニュー。朝一番から菰田・吉岡・桝谷の3シェフは、給食スタッフのみなさんと一緒に山もりの野菜と格闘!たくさんの地産野菜がおいしく変身していきます。今日のメニューは
◎味付けご飯 鶏そぼろ
◎白身魚のあんかけ柚子風味
◎野菜ゴロゴロ ミネストローネ
◎ミントの香りのオレンジゼリー
の4品です。
給食の後の交流会でも最後までもりあがり、元気な富勢小のみなさんと楽しい時間をすごしました。
まずはゼリーからスタートです!
スタッフのみなさんとの打ち合わせ後、菰田シェフがまず一番にとりかかったのがゼリー。固まるのに時間がかかるということで、さっそく大がまに向かいます。オレンジジュースに、バサリと何かの葉が?
「ミントを入れて、さわやかな風味を加えます。オレンジジュースだけのゼリーよりちょっと大人の味わいだね。」ミントの風味で口の中がさっぱりしますね。食後に嬉しいおしゃれなデザートです。
さて、本日の大仕事、山もり野菜の切り出し開始です。いつもの給食メニューでも、地産の新鮮野菜をたっぷり食べている富勢の子供たちですが、今回はメイン3品に10種類以上の野菜と豆を使うレシピ。
それぞれの下仕事も大量!前半戦は、力を合わせてひたすら野菜を切り出すことに。
ダシの色をみれば味加減がわかる?さすが炊き込みご飯の名手!
地産のお米が主役のご飯ものは、鶏そぼろを載せていただく味付けご飯。給食ならではの大型炊飯器でご飯を炊くのですが、吉岡シェフはひとケースごとに炊く前のダシの味加減をチェックします。「大体ダシの色を見れば塩加減が経験でわかるんです。これは・・・ちょっと塩分が足りないと思うな(味見をして)やっぱり、少し醤油を足しましょう。」コースの〆にいただく炊き込みご飯が人気メニューのシェフのお店、出来上がりが楽しみです♪
「そぼろ」もすぐれもの!野菜が苦手なお子さんのいるお家でも応用できそうです。鶏のひき肉とゴボウとニンジン、玉ねぎをひき肉サイズにみじん切りにして炒め煮にします。
お肉と同じ大きさにすることで、具材に一体感があって嫌いな野菜も気になりません。しょうが汁が効いていて、薄味でもおいしくモリモリいただけてしまいます!シェフは炊きあがったご飯にそぼろを載せて、さらに味をチェック。根菜の味と鶏肉のうまみ、味付けご飯がちょうどよく出来上がりました。
白身魚のから揚げも、野菜もおいしくなるさわやか柚子あん
主菜は白身魚の揚げもの。
カラフルな茹で野菜はサラダ感覚でいただけるように給食ならではの急速冷蔵装置でシャキッと冷やしてあります。そこに揚げた白身魚と、柚子風味のあんをかけて、あんかけを。
今日の魚は菰田シェフも初めて扱う「ホキ」という魚。淡白な白身で給食では定番だそうです。
給食スタッフの方に魚を揚げていただいたのですが、全員分を揚げるのには、多い時は3時間も熱い揚げがまでの作業が続くとか。。。
「こういうところを子供たちにもっと見てもらえたらいいね。毎日のおいしい給食が給食の調理のみなさんの大変な仕事があって食べられることを、もっと子供たちに知ってほしいね。」と、菰田シェフ。揚げがまの近くは熱く、何時間も熱い油を扱う作業は本当に大変だと思います。普段は、給食をつくる様子を目にすることはありませんが、スーパー給食がみなさんに給食のことをもっと知っていただくきっかけになるといいですね。
野菜たっぷり♪イタリアの家庭料理を和風ダシでアレンジ
桝谷シェフのミネストローネは、大きめ野菜がゴロゴロ入った食べるスープです。スープは、じゃがいも、ニンジン、キャベツや大豆の入ったトマトベース。「ジャガイモも下ゆでしないで生から煮込みます。アクを丁寧にとるのがコツ。野菜の味が溶け出した具だくさんのスープです。
仕上げに茹でたホウレンソウを入れて、青みと甘さを加えます。赤、緑に白でカラフルでしょ?」シェフはミネストローネを和ダシでつくるのは初めてということですが、ベーコン、具材のうまみをトマト味でまとめてまろやかなスープになりました。
低学年のみなさんと楽しく昼食会&高学年のみなさんとの交流会
低学年の生徒さんからそれぞれのクラスからお迎えがあり、シェフは昼食会に出席しました。1年生、2年生の各クラスでは、みんなで楽しくご飯♪
気さくな3シェフはそれぞれ、ごちそうさまのころにはすっかり打ち解けて、クラスの一員のように。楽しそうですね?!
食事の後は、高学年の生徒さんと交流会です。5年6年の生徒のみなさんは、シェフからのメッセージにも熱心に耳を傾けていました。
「低学年のみなさんも完食してくれてうれしかったです。普段から毎日スタッフやたくさんの人たちが考えて工夫して作っている給食なので、これからも残さずに食べてくださいね。」と菰田シェフ。
吉岡シェフは「みんなの住んでいるところはおいしい野菜がたくさんとれる産地なんですよ、今日を機会に覚えてくださいね。立派なごあいさつを練習してくれたり、給食をおいしそうに食べてくれて、とても感動しました。」
続いて桝谷シェフも「今日は給食スタッフの人たちと協力して作りました。もし野菜が嫌いな人もおいしく食べてもらえるように一生懸命作りました。人のためになる仕事っていいなと思います。みんなも大きくなったら、家族とか好きな人のために、お料理を作ってほしいと思います。」
そのあとのQ&Aコーナーでは料理について、シェフの仕事についていろいろな質問が。ひとつひとつに3シェフは丁寧に応えていました。最後の記念撮影でも、もうひと盛り上がり!富勢のみなさんは本当にエネルギッシュ!子供パワーに元気をもらった3スーパーシェフでした。
- 柏市立 富勢小学校 (http://www.tomise-e.kashiwa.ed.jp/)